






- 種類
- 瀬戸黒
- 詳細
- お抹茶を飲む器。日を背にした山の影のように、頂から底ぎわまで深いひだが幾本も走り、稜だけが光を返す瀬戸黒。瀬戸黒茶盌。
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ145mm
- 高さ
- 130 mm
- 重さ
- 約500g
- 手触り
- 深いひだが指の腹にはっきりと当たり、稜をつまむように持てば手が滑りません。光る面は硬くなめらかで、ひだの底はそれよりわずかに粗い肌。深い筒に確かな重さがあり、両手で包むと落ち着きます。高台は無釉の百草土で、指先に乾いた土が触れます。
作品の特徴
日を背にした山は、黒い影になります。正面には、頂から底ぎわまで走る深いひだが幾本もならび、ひだとひだのあいだは日の届かない山影のように沈み、稜だけが光を受けて硬く光ります。逆光の中に立つ黒い山を、正面にそのまま置いたような景色です。
器を回すとひだは斜めに傾き、風に押された山の影のように流れます。口縁は頂のように高く低く波打ち、ふちだけが薄く白んで、山の輪郭に日が差したように見えます。底ぎわでは黒い釉が厚くふくらんで止まり、その下は無釉の土のまま。正面の底ぎわには土が一か所大きくのぞき、影のとぎれた山あいに日の当たった一角のようです。
内側は外のひだが消えたなめらかな黒で、日の当たらない山の北側のように静かに沈み、底に光がひとつ丸く残ります。ここに濃茶を練ると、緑は黒の底にとどまって深く見えます。深い筒の形は冬の茶席のもので、湯が冷めにくく、両手で包めば温もりが長く手に伝わります。日を背に立つ黒い山を、一服のあいだ両手で囲っているようです。
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瀬戸黒
一窯からひとつ
瀬戸黒はその吸い込まれるような黒が特徴です。 この美しい黒を表現するには、鬼板(鉄分を含んだ土)に灰を混ぜた釉薬をかけ、高温で焼いている状態で窯の外に取り出し、急冷させる技法を用います。 これは別名「引き出し黒」と言われます。 450年以上前に茶の世界でわずか30年間しか作陶されなかった幻の器“ 瀬戸黒”は、茶道の世界で侘び・寂びの日本独自の美意識の中で独自の価値観を持つ和の器と言われています。 1,100度以上の窯から引き出し、急冷することにより、美しい音(貫入の音)を奏でながら漆黒へと変化します。 瀬戸黒は一度の窯焼きで多くて3つまでしか焼けません。 納得のいく黒を出すのは非常に難しく、「一窯から一つ」納得のいく作品ができれば良し、としています。
心の休息 瀬戸黒
忙しい毎日のなかで、自分のためだけの時間をつくるのは、思いのほか難しいものです。 だからこそ、ふと手を止めて一服する時間が、心を静かに整えてくれます。 瀬戸黒の黒は、光を深く吸いこむ黒。手に取ると、その深さがまわりのざわめきまで鎮めていくようです。点てた抹茶の緑はこの黒の上でひときわ澄み、目にも心にも、ひと息の余白が生まれます。 艶を帯びた黒は手にしっとりとなじみ、口にふれたときのやわらかさが、張りつめた気持ちをほどいていきます。 加藤尊也が一碗ずつ向き合って生み出した瀬戸黒の茶盌。慌ただしさから少し離れた、静かなひとときのために。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・