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Professional Order Craft

オーダークラフト

器で変わる
料理と空間
あなただけの器をオーダーしませんか

オーダークラフトについて

空間・食が変わる尊の器

人の心は食で豊かになり、食の味は器で変わります。
プロの料理人は料理に合わせて、器をオーダーメイドしています。
洗練された器は食事を彩り、味を変え、
今もそこにあるかのように
500年前の日本の原風景や文化を感じさせてくれます。

注文する

制作フローについて

STEP1

サイト下部にあるオーダーフォームに記入頂きます。参考になる写真の添付も可能です。

STEP2

メールのやり取り

・納期のご相談、イメージの確認を行います。
・イメージ確定後、ご注文URLをメールでお送りいたします。
・ご注文URLからお支払いをいただく。

STEP3

デザイン

頂いたオーダーフォームの情報を基にこちらでデザイン画を作成します。

下記注意事項※STEP4をご参照ください。

STEP4

作陶

デザイン画を基に1つのご依頼につき、作品を2つ作陶致します。

完成後、2点の作品の写真を何枚か送付させて頂きます。この2点の作品から1点お選び頂きます。

STEP5

納品

出荷日時のご連絡。(日本郵便)

全ての作品に、贈答品用の仕覆と2重箱を付け、納品をさせていただきます。

*仕覆、2重箱について

※納品後、想像と大きく異なる作品だった場合、お支払い金額の半額を返金いたします。

※STEP4:デザイン画は事前に共有をさせていただきますが、作陶家の先生の自然のインスピレーションを元に作られる作品の為、大きな変更(サイズ等)の希望がない場合は、そのまま制作に入らせていただく旨、予めご了承いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

メールでもお伝えいたしますが、想像上の色をそのまま表現することは困難となります。その土、季節、自然に大きく影響される為、1つ1つの作品の個性として楽しんで頂けると幸いです。


*記念品や出産祝い、結婚祝いなどの贈答用として、木箱にお名前やコメントを印字してお送りすることも可能です。

100日間の作陶工程

器が完成するまでの約100日間の作陶工程は、さまざまな一期一会が重なり合うことで唯一無二が誕生する。

Day 3
採土
3日間

百草土は希少性が高く、美濃地方の中でも採れる山は限られています。1箇所から採れる量も50㎤ほどしかないと言われ、良質な百草土は今ではほとんど採れなくなっているのが実情です。

Day 10
描く
7日間

日本の美しい四季や自然の変化を感じ取り、自身の中で消化し、スケッチを行いながら形に落とし込みます。描くという行為は、心をアウトプットする作業に近いです。形や色合いを7日間ほどかけて入念に考えます。

Day 70
寝かす
60日間

網で不純物や小石を取り除き、土から脱鉄作業を行います。その後、次の工程の為、土の粘りの調整を行い、2~3か月は寝かします。この作業をどれだけ丁寧に行うかが、完成後に大きく影響します。

Day 73
練る・挽く
3日間

練るとういう工程には、土の硬さを均一にする粗練りと、空気を抜く作業の菊練りがあります。練る作業には乾燥を防ぐため、手早く行う熟練の作業が必要です。作陶する工程(手びねり、ろくろ、タタラ)に合わせ、硬さを調整することで様々な美しさを表現することが可能になります。

ろくろを「回す」のではなく、ろくろを「挽く」には、刃物などで物を切ったり削ったりするという意味がありますが、尊では引くという意味も込めています。無駄を省き、最後に残る引き算の美を感じてください。一部の作品を除いて、尊では500年前に実際に使われていた手まわしろくろを再現し、使っています。

Day 80
削る
7日間

数日乾燥後、削り、形を作り込みます。釉薬で隠れてしまう部分ではありますが、骨格は隠せず、最後の焼き上がりに大きく影響します。自作である赤松の木べらを使用。削る箇所に応じて10種類以上の木べらを使い分け、理想とする形に細部までこだわり、時間をかけて作り込んでいきます。

Day 87
乾燥
7日間

乾燥機などを一切使用せず、自然の風を利用し乾燥させます。ゆっくりと水分が抜けるのを待って乾燥させる作業は、 500年前と同じ製法にこだわる、尊のものづくりのスピリットです。高台にある工房には、四季に関わらず風の声が聞こえます。 大地に吹く風の声も作品の一部だと教えてくれました。

Day 90
素焼き
3日間

小さな窯で土に残る水分を飛ばします。 他の土と異なり、特に百草土では冷め割れが生じやすく、窯焼きの温度を低く設定し、割れを起きにくくします。素焼きの温度が高く、土が締まり過ぎても釉薬の乗りが悪くなり、逆に温度が低過ぎても釉薬をかけた時に土が溶けてしまい、形が崩れてしまいます。

Day 93
釉薬
3日間

[志野]何種類もの長石をブレンドした釉薬を使い、白雪のような白を表現します。この白は長石の調合でわずかに変化するため、何度も試行錯誤を繰り返すことで最上の志野が生まれます。
[瀬戸黒]木灰の種類により微妙に黒の色合いが変化するため、色々な調合を試し、理想とする黒を目指します。

Day 100
本焼き
7日間

五感を研ぎ澄ましながら窯の音に耳を傾けます。季節や気候により仕上がりが大きく変わる繊細さを持っている為、窯焼き中は火と向き合いながら5日間以上温度調整を行います。窯焼きの時は、土と会話ができない唯一の時間ですが、火と会話する楽しい時間でもあります。窯の扉を開けるまで色合いや仕上がり具合が確認できず、理想とするものができるのは、1割ほどです。

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実際の使用例

食べ進めると現れる、器の表情

尊(Son)の器は日本の美しい自然や瞬間を、心象風景として捉え、器に宿します。

美しい景色と、美味しい食事は人々の心を豊かにします。

命を育む自然は、壮大で、厳しく、それでいて美しい。
現代の忙しい生活な中では見ることが難しい、刹那の美しい自然の景色。

料理は、食べ進めると器の表情が現れます。
料理を食べ終わった後、そういった美しい自然の瞬間を尊の器から感じてください。

価格について

抹茶茶盌
120万円〜
湯呑
30万円〜
花入
120万円〜
500万円〜
徳利
60万円〜
ぐい呑
30万円〜
1人の酒呑セット
80万円〜

その他、思い入れのある形、器の具体的なイメージがございましたらその旨の記載をお願い致します。

納期について

5ヶ月〜お時間をいただいております。
詳細はお問い合わせ頂いた際にご連絡をさせていただきます。

オーダーフォーム