製作技法【織部】
目を奪われる深い緑
光にかざすとエメラルド色に輝く織部。
近くで見ると思わず見入ってしまう程、鮮やかで美しく、深い緑。
均一化されていないその色は、見る角度によって表情を変え、いつまでも見ていられるような美しさを持っている。
織部は、花入ととても相性が良く、花を生けることで作品は完成し、まるで“草原や森に咲く一輪の花”を連想させます。
尊の織部は希少土である百草(もぐさ)土をブレンドしている。
鮮やかな色合いの中に見える百草土の土肌を感じられる織部。
織部は千利休の弟子であった武将茶人、古田織部によって生み出されたと言われています。
織部焼は深みのある暗緑色をしており、その味わい深い色が当時の人々を魅了しました。
釉薬の美しさと、その下にある土肌も同時に感じることができ、視覚、触覚、両方楽しめるのが織部の魅力でもあります。
美しい日本の自然を心象風景として捉え、表現する“尊”の作品。
忙しない生活の中でも、心が豊かになれるような作品に仕上げています。
花を生けず、そのまま飾るだけでも十分にお楽しみいただけます。
100日間の作陶工程
器が完成するまでの約100日間の作陶工程は、さまざまな一期一会が重なり合うことで唯一無二が誕生する。
織部花入
織部花入
光にかざすとエメラルド色に輝く織部。
近くで見ると思わず見入ってしまう程、鮮やかで美しく、深い緑。
均一化されていないその色は、見る角度によって表情を変え、
いつまでも見ていられるような美しさを持っている。
織部は、花入ととても相性が良く、花を生けることで作品は完成し、
まるで“草原や森に咲く一輪の花”を連想させます。
美しい日本の自然を心象風景として捉え、表現する“尊”の作品。
忙しない生活の中でも、心が豊かになれるような作品に仕上げています。
花を生けず、そのまま飾るだけでも十分にお楽しみいただけます。
織部壺
織部壺
織部壺は、美しく輝くエメラルド色の釉薬が特徴で、その光沢と深みは見る角度によって異なる表情を見せます。
この特性が、壺に新たな命を吹き込み、空間全体に静かな魅力を与えます。
山々の風雨が流れ込み、川となり、海へと至る自然の営み。
そういった日本の自然の移り変わりを心象風景として捉え、尊は表現しています。
織部壺は、日本の美意識と伝統を象徴する逸品であり、部屋の空気を一変させる迫力を持ちます。
織部皿
織部皿
光にかざすとエメラルド色に輝く織部。
近くで見ると思わず見入ってしまう程、鮮やかで美しく、深い緑。
均一化されていないその色は、見る角度によって表情を変え、いつまでも見ていられるような美しさを持っている。
料理を盛り付けることで、この深い緑色が料理を彩り、料理の存在感を際立たせます。
織部皿は、料理を引き立たせるだけではなく、料理の後に日本の美しい原風景にあるような緑豊かな自然を感じさせます。
織部酒呑
織部酒呑
近くで見ると思わず見入ってしまう程、鮮やかで美しく、深い緑。
日本酒を注いでから見えるその均一化されていない色は、見る角度によって表情を変え、いつまでも見ていられるような美しさを持っている。
日本の四季や自然を表現した作品、尊。
織部酒呑は日本の美しい自然に囲まれながら呑むような奥深さを感じさせます。
器を長く使う・お手入れ方法
洗剤は使わず、水でお洗いください。柔らかいスポンジで擦ります。
柔らかい布や、キッチンペーパーで水を拭き取ります。
天日干しで2時間、天気の悪い日や室内干しの場合は12時間は干してください。
抹茶茶碗の底面(高台)は希少土を直接肌で感じられる部分ですが、水を吸収してしまいます。
カビ防止のため、STEP3の乾燥まで行ってください。