







- 種類
- 瀬戸黒
- 詳細
- お抹茶を飲む器。月明かりに白んだ庭の苔のような緑を正面の一面に宿し、回せば残りは光をはじく漆黒に変わる瀬戸黒。瀬戸黒茶盌。
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ115mm
- 高さ
- 100 mm
- 重さ
- 320g
- 手触り
- 漆黒の面は光沢があり、しっとりと手に吸いつくような滑らかさ。正面の苔の面はそれより静かな肌で、二本の稜が指に当たり、持てば正面の向きがわかります。小ぶりで軽く、片手に収まります。高台は無釉の百草土で、乾いた土のざらりとした手ざわりです。
作品の特徴
月の出た夜の庭で、そこだけ明るい苔の一角。正面の広い面は、月明かりに白んだ苔のような緑です。そこへ黒い筋が縦に幾本も流れ下り、あいだに立つ二本の稜が面を分けています。筋は苔の上に落ちた木立の影のよう。夜苔の名を持つ景色は、この一面に集まっているようです。
器を回すと苔は視界から消え、あとは光をはじく漆黒。両側から背面まで、黒はうるしのように深く、月の届かない側の庭を思わせます。底ぎわでは黒い釉がふくらんで止まり、一滴は高台のきわまで垂れています。口縁は薄く、わずかに波打って、苔の面の上端だけが月光を受けたように白く光ります。
内側は一面の漆黒で、底に光が丸く溜まります。ここに薄茶を点てると、緑は黒に沈まず、外の苔がもう一度内に灯るようです。背の高い筒の形は冬の茶席にふさわしく、小ぶりで軽いので片手に収めてお稽古にも。夜にしか見えない庭が、一服のあいだ手のなかにあるようです。
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瀬戸黒
一窯からひとつ
瀬戸黒はその吸い込まれるような黒が特徴です。 この美しい黒を表現するには、鬼板(鉄分を含んだ土)に灰を混ぜた釉薬をかけ、高温で焼いている状態で窯の外に取り出し、急冷させる技法を用います。 これは別名「引き出し黒」と言われます。 450年以上前に茶の世界でわずか30年間しか作陶されなかった幻の器“ 瀬戸黒”は、茶道の世界で侘び・寂びの日本独自の美意識の中で独自の価値観を持つ和の器と言われています。 1,100度以上の窯から引き出し、急冷することにより、美しい音(貫入の音)を奏でながら漆黒へと変化します。 瀬戸黒は一度の窯焼きで多くて3つまでしか焼けません。 納得のいく黒を出すのは非常に難しく、「一窯から一つ」納得のいく作品ができれば良し、としています。
心の休息 瀬戸黒
忙しい毎日のなかで、自分のためだけの時間をつくるのは、思いのほか難しいものです。 だからこそ、ふと手を止めて一服する時間が、心を静かに整えてくれます。 瀬戸黒の黒は、光を深く吸いこむ黒。手に取ると、その深さがまわりのざわめきまで鎮めていくようです。点てた抹茶の緑はこの黒の上でひときわ澄み、目にも心にも、ひと息の余白が生まれます。 艶を帯びた黒は手にしっとりとなじみ、口にふれたときのやわらかさが、張りつめた気持ちをほどいていきます。 加藤尊也が一碗ずつ向き合って生み出した瀬戸黒の茶盌。慌ただしさから少し離れた、静かなひとときのために。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・