- 種類
- 志野
- 詳細
- 水指:茶室でお茶を点てる際に必要な水を貯えるための器。美しく映える火色が特徴の逸品。
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ196mm
- 高さ
- 215 mm
- 重さ
- 約3500g
- 手触り
- 百草土の質感が際立った土肌を感じられる手触り
作品の特徴
志野水指は、日本の伝統陶芸の真髄を表現する逸品です。美しい白い釉薬に映える火色と、表面に浮かぶ独特の模様が特徴です。これらの特性が、見る角度や光の加減で異なる表情を見せ、見る者を飽きさせません。
志野の持つ柔らかで温かみのある風合いは、日常の茶の湯や食卓に格別の趣を添えます。この水差は、見た目の美しさだけでなく、その実用性も兼ね備えています。
自然の息吹を感じることができる志野水差は、古くからの日本の美意識と現代の実用性が見事に融合したこの作品を、ぜひお手元でご堪能ください。茶事に、特別なひとときをもたらします。
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志野
変わる瞬間
志野は、500年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。
心の休息 志野
現代の忙しい日々の中で、ゆっくりとした時間を取ることはなかなか難しいものです。 忙しい毎日の中で、ふと立ち止まり、自分自身のための時間を持つことが重要です。 お茶や食事を楽しむひとときを作りませんか? 志野の器は、自然の土から成り、粒子が荒いため「器が息をしている」と言われます。これが、器全体に生命力を感じさせる理由です。温かみのある手触りと、口に触れたときの優しい感覚は、心をほっとさせ、日常のストレスを和らげてくれます。少しでも心が豊かになるよう、陶芸家:加藤尊也が一品一品、丁寧に心を込めて作っています。 志野の器とともに、現代の忙しさを忘れて、ひとときの心の休息をお楽しみください。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・