





- 種類
- 志野
- 詳細
- 炎が駆け上がる軌跡を映した、静と動が共鳴する志野花入。
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- 160 mm, 190 mm
- 高さ
- 290 mm
- 重さ
- 3.9 kg
- 手触り
- 荒々しくも研ぎ澄まされた、百草土を感じる手触り。
作品の特徴
窯の中で炎が舞い、器の肌を伝いながら走った軌跡が、下から上へと昇る火色となって刻まれている。焼成の中で、炎が器の表面を這いながらゆっくりと駆け上がり、その熱の足跡が鮮やかに残る。やがて、火色は穏やかに落ち着き、乳白の釉薬へと静かに溶け込んでいく。
この力強い流れは、作陶の工程にも宿っている。赤松のヘラを使い、下から上へと勢いよく削り上げたそのままの動きが、器の造形の中に生きている。大地から空へと伸びるような力強さがありながらも、やがて炎の中で研ぎ澄まされ、焼成の景色と一体となっていく。
表では、炎の揺らぎが色濃く映し出され、力強くも流れるような景色を見せる。一方、裏へと巡るにつれ、火色は次第に霞み、やわらかな余韻を残しながら消えていく。それはまるで、窯の中で舞い踊った炎が、最後に静かに鎮まっていくように。
焼成の偶然と必然が生み出した唯一無二の景色。花を生けるたびに、炎が描いた軌跡と、その奥に広がる静けさを感じられる一品。
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志野

変わる瞬間
志野は、500年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。

歴史と自然を映す志野花入 -まるでオブジェのような存在感-
志野花入は、そのまま飾って頂いても十分な存在感を放ちます。花を生けることで、自然の美を一層引き立て、まるで自然の中で咲く花のような風情を醸し出します。 山に雨が降り、川となり、海へと流れる。自然の営みの繰り返しは、はるか古(いにしえ)から今なお続いている。加藤尊也が百草(希少)土で作る志野花入は、そういった日本の自然の移り変わりを心象風景として捉え、表現しています。

対応可否





お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・
