




- 種類
- 志野
- 詳細
- お酒を楽しむ器。乳白の釉のなかに淡い火色がほんのりとにじみ、燗の湯気ごしに火をながめるような景色の、燗にも冷やにも向く志野徳利。
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ95 mm
- 高さ
- 137 mm
- 重さ
- 約350g
- 手触り
- 厚い釉がなめらかで、手に吸いつくような温かみのある手触り。白い釉のふくらみがやわらかく指に当たり、ふっくらとしたまるみが手のひらになじむようです。
作品の特徴
乳白の釉のなかに、淡い火色がほんのりとにじんでいます。燗をつけた酒の湯気ごしに、火をながめるような景色の志野徳利です。赤は強く出ずに白のなかへやわらかく広がり、面によっては白い釉がふくらんで火色をおおい、湯気の濃いところと薄いところがあるようです。正面の下のほうには白い釉のふくらみがひとつあり、立ちのぼる湯気のひと群れのように見えます。
ふっくらとまるく張った姿に、細い首と小さく開いた口。口のふちは火色にふちどられ、内側は白いままです。手のひらにおさまるまるみで、厚い釉のやわらかな面が手に沿います。
燗にも冷やにも向き、志野のやわらかな肌が酒をやさしく受けます。湯気の向こうに火が見える夜のように、この徳利のある卓は、ゆっくりと温まっていくようです。ひとりの晩酌にも、寒い日の一献にも。
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志野
変わる瞬間
志野は、450年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。
日本酒の味を開く 志野の酒器
志野で呑む日本酒は、味が開くと言われます。
ワインのデキャンタージュのように、日本酒も空気に触れることで香りが立ち、味のバランスが整って、甘みがのります。
志野の器は、釉の下にやわらかな土の肌を持っています。注いだ酒がその肌にふれて、ゆっくりと息をするように開いていきます。
火色と乳白の景色を眺めながら注ぐ一杯は、同じ酒でも少し違う顔を見せるようです。
加藤尊也の志野の酒器で、ひとりの晩酌を、ゆっくりと。
冷やで瓶から徳利に移し、ぐい呑みに注ぐだけで、香りがふわりと立ちます。
志野の口当たりが酒をまるく受けとめ、肴がなくても一杯が進みます。
燗で徳利に九分目まで注ぎ、口にラップをかけて香りを閉じこめます。
鍋に、徳利の半分がつかる量の湯を沸かし、火を止めてから徳利を入れて、二、三分。
酒が口もとまで上がってきたら、頃合いです。
燗にすると香りが立ち、味がくっきりします。志野のやわらかな口当たりと相まって、つい杯が進みます。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・