- 種類
- 志野
- 詳細
- 美しく発色した火色が見える、滑らかな質感で手に吸い付くような温かみのある志野酒呑
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ90mm
- 高さ
- 150 mm
- 重さ
- 約300g
- 手触り
- 全体的に滑らかで、手に吸い付く、温かみを感じられる手触り
作品の特徴
こちらの志野徳利は、その美しい配色と卓越した技術によって特筆される逸品です。徳利全体は、半分が鮮やかな火色、もう半分が清らかな乳白色で構成されています。この二つの色が絶妙に調和し、見る者の心を深く惹きつけます。
火色部分は、まるで燃える炎のように情熱的でありながらも上品さを失わない色合いです。対照的に、乳白色の部分は、静謐でありながらも優雅さを放ち、全体に清涼感を与えます。このコントラストが、志野徳利に独特の魅力と深みをもたらしています。
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志野
変わる瞬間
志野は、500年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。
日本酒の味を開く志野徳利 〜加藤尊也が百草(希少)土で作る最高の志野酒呑〜
志野で呑む日本酒は格別。 ワインでよく耳にするデキャンタージュは、日本酒においてもおすすめです。 日本酒は、空気に触れさせることで、味が『開いて』バランスが整い、甘みがのります。 特に志野の原材料である百草(希少)土は、粒子が荒く、器が息をしていると言われています。 この粒子の荒さが、空気との接触を増やし、日本酒の香りを引き立て、味わいをまろやかにすることから、「志野で呑む日本酒は格別」と言われるようになりました。 味を開く、志野徳利。百草(希少)土で作られた志野徳利で、贅沢な一人の晩酌をいかがでしょうか。 500年の時代を感じながら是非一度ご賞味ください。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・