- 種類
- 志野
- 詳細
- 美しく発色した火色が見える、滑らかな質感で手に吸い付くような温かみのある志野酒呑
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ95mm
- 高さ
- 130 mm
- 重さ
- 約330g
- 手触り
- 乳白色の部分は滑らかな手触り、火色の部分は百草土の質感が際立ち、土肌を感じられる手触り
作品の特徴
こちらの志野徳利は、非常に美しく発色した濃い火色と雪のような乳白色が見事に調和した逸品です。その際立ったコントラストが、美しさと個性を一層引き立てています。
濃い火色は、まるで燃え盛る炎のような強い存在感を持ち、見る者の目を引きつけます。一方で、乳白色の部分は、まるで新雪のように清らかで純粋な美しさを放ちます。この乳白色が、火色の力強さを柔らかに包み込み、全体のバランスを取っています。
希少な百草土(もぐさつち)を使用しており、その独特の土肌が手に取るたびに感じられます。百草土の豊かな風合いは、職人の卓越した技術と自然の恵みを感じさせ、使うたびにその価値を実感できるでしょう。
特別な贈り物としても最適なこの志野徳利は、日本の伝統美と職人の卓越した技が融合した逸品です。特別な瞬間に、ぜひこの志野徳利をお楽しみください。
オプションを選択
志野
変わる瞬間
志野は、500年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。
日本酒の味を開く志野徳利 〜加藤尊也が百草(希少)土で作る最高の志野酒呑〜
志野で呑む日本酒は格別。 ワインでよく耳にするデキャンタージュは、日本酒においてもおすすめです。 日本酒は、空気に触れさせることで、味が『開いて』バランスが整い、甘みがのります。 特に志野の原材料である百草(希少)土は、粒子が荒く、器が息をしていると言われています。 この粒子の荒さが、空気との接触を増やし、日本酒の香りを引き立て、味わいをまろやかにすることから、「志野で呑む日本酒は格別」と言われるようになりました。 味を開く、志野徳利。百草(希少)土で作られた志野徳利で、贅沢な一人の晩酌をいかがでしょうか。 500年の時代を感じながら是非一度ご賞味ください。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・