- 種類
- 志野
- 詳細
- 飲み物を飲む器。美しく発色した火色が見える、希少土である百草土の土肌を感じられる温かみのある志野湯呑
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ90mm
- 高さ
- 110 mm
- 重さ
- 250g
- 手触り
- 乳白色の部分は滑らかな手触り、火色の部分は百草土の質感が際立ち、土肌を感じられる手触り
作品の特徴
こちらの志野湯呑は、志野焼の伝統と美を存分に感じさせる逸品であり、その高貴な佇まいが他とは一線を画しています。色合いは、志野の象徴である火色と乳白色が見事に調和したデザインとなっています。
火色は、まるで夕陽が染まる夕暮れ空のような温かみと感慨深い情感を呼び起こします。この色彩は、夕陽や夕焼け、季節の変わり目を思わせ、見る者の心に穏やかな感動を与えます。一方で、乳白色の部分は、まるで新雪のような清らかで純粋な美しさを放ち、全体に落ち着きと品格を加えています。この色の対比と調和が、湯呑全体に深みと味わいをもたらします。
特に注目すべきは、下部に施された縦の立体的な線です。この独特の装飾が、湯呑みに高貴な雰囲気を与え、他の器とは一線を画す存在感を放っています。まるで王冠の縁取りのように立ち上がる縦のラインは、湯呑み全体のデザインに華やかさと威厳を添えています。
少しざらっとした肌触りが特徴です。手に取るたびに土肌の質感をしっかりと感じられ、自然の素材を用いた陶器ならではの温もりを味わうことができます。このざらつきが、視覚的な美しさだけでなく、触覚でもその魅力を感じさせます。
この志野湯呑もまた、希少な百草土を使用しており、その独特の土肌が手に取るたびに職人の技と自然の恵みを感じさせます。百草土の豊かな風合いが、使うたびにその価値と美しさを実感させてくれます。
特別な贈り物としても最適なこの志野湯呑は、日本の伝統美と職人の卓越した技が融合した逸品です。特別なひとときを、この他に類を見ない高貴な志野湯呑と共にお楽しみください。
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志野
変わる瞬間
志野は、500年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。
特別な日々を彩る湯呑、志野湯呑
尊の志野湯呑は、その希少性ゆえに特別な価値を持っています。限られた数しか生産されないため、一つ一つがまさに「一期一会」の出会いです。さらに、それぞれの湯呑には微妙に異なる模様や風合いがあり、世界に一つだけの独自性を持っています。まるで自然の中にある小さな景色を切り取ったかのような美しさは、使う人の心を豊かにし、日々の茶の時間を特別なものにしてくれます。 この唯一無二の志野湯呑を、世界に一つしかない自分だけの器として育っていく感覚をお楽しみください。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・