- 種類
- 志野
- 詳細
- 飲み物を飲む器。乳白色を基調色とし、わずかに火色が見える滑らかな質感で手に吸い付くような温かみのある湯呑
- 原材料
- 百草土 もぐさ(希少土)
- サイズ
- φ85mm
- 高さ
- 90 mm
- 重さ
- 170g
- 手触り
- 百草土の質感が際立ち、手に吸い付くような温かみのある手触り
作品の特徴
こちらの志野湯呑は、全体的に美しい乳白色の色合いを持つ、シンプルながらも魅力的な作品です。その落ち着いた乳白色が、まるで新雪のような清らかさと純粋さを湛え、見る者の心を穏やかにします。
下部には、川を思わせるような鬼板で描かれた波模様が施されています。この模様が、湯呑みに動きとリズムを与え、静かな中にも生命の息吹を感じさせます。波模様は、まるで自然の川の流れを映し出すかのようで、日本の四季折々の風景を思い起こさせます。
表面は、少しざらっとした土肌を感じられる仕上がりです。手に取るたびに自然の素材の温もりを感じられ、志野ならではの豊かな風合いを楽しむことができます。このざらつきが、視覚的な美しさだけでなく、触覚でもその魅力を感じさせます。
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志野
変わる瞬間
志野は、500年以上前に茶の世界でわずかな間しか作陶されなかった幻の器です。 16世紀末から17世紀初頭にかけて、大窯、穴窯で焼かれていました。 志野は長石を使用することで現れる白雪のような白の中に、ほんのりと温かみを感じられる火色が見える特徴が魅力です。その美しい色を引き出すのは非常に難しく、強還元焼成により窯内の温度が中々上がらない状況下である為、昼夜を問わず、窯の温度調整が必要となります。約7日間以上にも及ぶ長時間の窯焼きであり、非常に過酷な状況下で神経をすり減らしながら行います。 季節や気候によっても仕上がりが大きく変わり、一瞬足りとも気を抜けない繊細さを持っております。 志野の色は「雪解けで見える土」のような、「雲と夕陽から成る美しい夕焼け」のような、印象を残します。一切の思惑や意図が介在していない自然の刹那の美しさを切り取り、表現している志野は、今も昔も人々の心を魅了しています。
特別な日々を彩る湯呑、志野湯呑
尊の志野湯呑は、その希少性ゆえに特別な価値を持っています。限られた数しか生産されないため、一つ一つがまさに「一期一会」の出会いです。さらに、それぞれの湯呑には微妙に異なる模様や風合いがあり、世界に一つだけの独自性を持っています。まるで自然の中にある小さな景色を切り取ったかのような美しさは、使う人の心を豊かにし、日々の茶の時間を特別なものにしてくれます。 この唯一無二の志野湯呑を、世界に一つしかない自分だけの器として育っていく感覚をお楽しみください。
対応可否
お手入れ
洗浄の際は手洗いでやわらかいスポンジや布をご使用ください。 研磨剤入りスポンジでの洗浄はおやめください。
注意点
世界に一つの自分だけの作品をオーダーしたい。
もう少し小さいサイズの器が欲しい。
記念品や出産祝い、結婚祝いなど、特別な人に特別なプレゼントをしたい。
そんな時は・・・